足つぼマッサージは痛いときと気持ちいいときがあります。
体の不調をつぼが示していますので、うまく利用すれば血流改善で体の調子も上向にすることが可能です。
足つぼで血行が良くなるとどのような期待ができるのか、頭に入れておくと健康維持に役立ちます。
血流がよくなる足つぼの秘密
なぜ足つぼを刺激すると血行が良くなり、体がポカポカして冷え改善になるのでしょうか。
実は足の裏には数多くの神経や毛細血管が集まっています。
それぞれが内臓・器官、神経に繋がっているのです。足の裏からの位置は遠くても心臓や肝臓、頭などに刺激が伝わり、連動するように活発な働きに結びつきます。
体の機能の働きを活発にするには、ベースに血液循環がスムーズであることが必須です。足つぼを刺激すると血行促進がおこり、停滞していた血流が流れ出し、冷えやむくみの解消にプラスに働きます。
結果的に疲れを回復しやすい体内環境にもなるのです。足つぼは健康に欠かせない体の土台を整えることが可能です。しっかりと刺激を与えることで、健康的な状態に戻してくれるパワーがあります。
体のON・OFFの切替にも足つぼマッサージ
体の機能を整えたり、より活動的にする刺激を与えてくれる足つぼはお手軽なのに本格的なパワーを発揮しますしかしそれだけではありません。精神的な面まで作用します。
人間の心や「考える」といった思考の部分に大きく関わるのが、自立神経です。自律神経が正常にバランスよく作用しないと、いつも緊張状態でオーバーヒートしてしまい心が疲れてしまいます。
自律神経が適切に働くことで活動時に必要な交感神経、休息でリラックスさせる副交感神経がうまくバトンタッチできるのです。切り変わりがスムーズに、適切な場面で行われないと体も心もバランスを崩し、リラックスできなくなります。
足つぼは自律神経を整えることも手助けしてくれており、足つぼの刺激には自律神経を正常に整えるきっかけを与えてくれます。
ONとOFFがスムーズに切り替わる活発な状態に戻してくれるので、リラックス効果も期待できます。
自律神経があるべき状態に戻ってリラックスすることに加えて、血行が良くなるので体がほぐれるといった面でもリラックスできるでしょう。足つぼは内臓や器官、さらに血行だけではなく心と体のバランスにも作用するのです。
むくみに刺激したい足のつぼとは？
むくみを経験するかたは多いですよね。同じ格好でいると下半身、特に足はむくみ、きつくなります。また、冷えや血液の循環力が低下しても血流は滞留するので、ここでも足つぼマッサージは役立ちます。
むくみ解消の足つぼの場所を覚えて、運動や水分補給とともにケアしていきましょう。
むくみに効く足つぼは「湧泉」というつぼです。足の裏の指先から下へ3分の1くらいの中心にあります。
足をグッとしぼめたときに、へこむ部分がつぼです。ここをゆっくりと押すと、むくみや冷え、さらに疲れ解消や血行や代謝のアップにもプラスになるつぼです。指の代わりに青竹やゴルフボールを転がして刺激しても良いでしょう。
むくむときは体内に水分が過剰にたまっているときです。足つぼと同時に塩分が多くなっていないか、同じ姿勢ではないか、冷たいものばかり摂っていないかなども見直すと、より体質改善に結びつきます。
刺激するのに決まった時間や回数はありません。皮膚を傷つけない程度の力で、じっくりゆっくりと刺激しましょう。強く回数を多くが良いわけではありません。
足つぼは刺激が体を整える、本来の姿に戻す手助けになります。冷えやむくみ改善、リラックスにも欠かせない血行促進に役立ちます。
体の基本は血行がスムーズに流れることです。その手助けをしてくれる足つぼは、自宅でも手軽にできますからうまく取り入れて健康生活に役立てましょう。
